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FIELD SUITE HAKUBAで人気をいただいているひとつは、鈴木伸悟シェフがご用意したフルコースディナーの一皿ひとさらにペアリングさせた長野ワイン。鈴木シェフとFIELD SUITE HAKUBA専属の吉平翔ソムリエが組み立てるこのマリアージュの妙に、多くのお褒めの言葉をいただいているのですが、アルコールが苦手なお客様にお楽しみいただけないことが、これまでの大きな課題となっていました。

そこで、今シーズンからノンアルコールドリンクも同じようにペアリングでお楽しみいただけるようにご準備しています。

ペアリングするノンアルコールドリンクは、残念ながら長野県産ではないのですが、オーストラリア産のNONやイギリスのシュラブといった銘柄を合わせています。

NONは、デンマークのコペンハーゲンにある世界的なレストランの名店「noma（ノーマ）」の厨房にもいたことがあるWilliam Wade氏が、Aaron Trotman氏とともに開発したもので、日本には昨年夏から輸入され始めました。ブドウ果汁をベースに、ラズベリーやオレンジ、梨などのフルーツや、シナモンやバニラ、カモミール、黒胡椒など、さまざまなものをブレンドし、それぞれ複雑で味わいのあるNON No.1からNo.7までが商品化されていて、FIELD SUITE HAKUBAではその内数種類をご用意しております。

たとえば、NON No. 2<CARAMELISED PEAR & KOMBU／キャラメライズド・ペアー＆コンブ>は、ブドウ果汁に梨、コンブ、生姜、カルダモン、胡椒、スターアニス、紅茶、アガベ（リュウゼツラン）、バニラなどがブレンドされており、単体で飲むと「？？？」という味なのですが、鈴木シェフのシルクうなぎを使用した前菜と合わせると抜群の味わいになります。 

今シーズンも始まって2ヶ月半ほど経過しましたが、お酒を召し上がれないお客様に大変喜んでいただいているこのノンアルコール・ペアリング。ご宿泊予定でご希望の方は、どうぞお申し付けください。

※この記事をご覧になられた多くの方から「緊急事態宣言でアルコールを自粛しているのですか？」とお問い合わせをいただきました。混乱を生じさせてしまい、申し訳ございません。長野ワインとのペアリングも引き続き行っておりますので、どうぞご安心くださいませ。